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「食品業界における知財活動に対する警鐘」 [その他]

「食品業界における知財活動に対する警鐘」

先週に引き続き、弁理士会の研修会に参加しました。
今回のタイトルは、「食品業界における知財活動に対する警鐘」。
サブタイトルは、「電機業界の生き様からの学び」。
食品業界の知財については、これまで話を聴く機会がなかったため
興味を持って参加しました。

講師はカゴメ株式会社 知財課長で、弁理士の宮下洋明先生。

序論、本論、結論の3部構成。
食品業界の知財は、電機業界とはずいぶん異なっていました。
電機業界では、競合他社、自社ともに相当数の特許を持っているため、
訴訟に踏み切ることはまずなく、無償の相互実施許諾に
至る場合が多いとのこと。
一方、食品業界では、パラメータ特許が増加し、
権利行使するのが通常。
電機業界は、出願件数はやや減少傾向にあるものの、
今後も出願は継続されていくようですが、
そのような状況において、食品業界の知財は
どのように経営に貢献していくのか?
今後の経営貢献については、今のところ模索中とのことです。

さて、しばらくは受講の機会は少なそうですが、
今後も時間が許す限り、研修会には参加していきたいと思います。
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