今日の本 「孫子 現代語訳」 [本]
今日の本 「孫子 現代語訳」(杉之尾宜生 編著/日経ビジネス人文庫:19年)
オビには「不朽の名著を軍事論のプロが翻訳」とも。
2014年の単行本を文庫化。
ビジネス書などでも引用されて目にすることも多い「孫子」。
興味を持って手にしました。
編著は杉之尾宜生氏。防衛大学校助教授・教授等を経て、
現在は(株)陽雄顧問、戦略研究学会顧問、日本クラウゼヴィッツ学会顧問、
孫子経営塾顧問とのこと。本書以外にもたくさんの著作があります。
本書、13章から構成。「孫子」の原典13篇を
現代語訳、読み下し文、用語解説から読み解く内容。
末尾の解説では、構成の解説もあり、
「孫子」に記された内容は、すっきりと頭に入りました。
「はじめに」において一言で総括するなら、九変篇(16)と
されています。
私として、特に気になった箇所は以下。
軍形篇(4)
・勝利の理論・方法を知ることと、勝利を実現する能力とは、
必ずしも一致するものではない。
勢篇(18)
・混乱は秩序の中に、臆病は勇気の中に、弱さは強さの中に
潜在している。
なるほど、と思いましたね。
杉之尾宜生氏の他の著作も気になるところです。
オビには「不朽の名著を軍事論のプロが翻訳」とも。
2014年の単行本を文庫化。
ビジネス書などでも引用されて目にすることも多い「孫子」。
興味を持って手にしました。
編著は杉之尾宜生氏。防衛大学校助教授・教授等を経て、
現在は(株)陽雄顧問、戦略研究学会顧問、日本クラウゼヴィッツ学会顧問、
孫子経営塾顧問とのこと。本書以外にもたくさんの著作があります。
本書、13章から構成。「孫子」の原典13篇を
現代語訳、読み下し文、用語解説から読み解く内容。
末尾の解説では、構成の解説もあり、
「孫子」に記された内容は、すっきりと頭に入りました。
「はじめに」において一言で総括するなら、九変篇(16)と
されています。
私として、特に気になった箇所は以下。
軍形篇(4)
・勝利の理論・方法を知ることと、勝利を実現する能力とは、
必ずしも一致するものではない。
勢篇(18)
・混乱は秩序の中に、臆病は勇気の中に、弱さは強さの中に
潜在している。
なるほど、と思いましたね。
杉之尾宜生氏の他の著作も気になるところです。