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「クレーム解釈」 [その他]

「クレーム解釈」

関西特許研究会、明細書実務研究班の会合に行ってきました。
前回の第3回は、「特許権侵害判断認定基準第2版」の著者である
永野先生の講義でした。
今回は第4回目。輪読としては第3回目です。
テーマは、「クレーム解釈を学び直す」です。

この会合の目的は、
・特許出願書類(特許請求の範囲、明細書、図面)の作成能力向上
で、クレーム解釈のバイブルと言われている、
「特許権侵害判断認定基準第2版」に沿って、
クレーム解釈を基本から学び直すという内容になります。
今回の輪読第3回は、本書の第2章2節「用語の文言的意味に基づく
「特許発明の技術的範囲」の認定」(62~89頁)について、
今回の担当である先生が作成されたレジメを基に解説しつつ、
参加者で議論を行いました。
判例によると、裁判所は、用語が何を意味しているかを客観的に判断し、
用語の意味は、明細書、実施例の記載に限定されるようです。
次回の第5回は、年明けの1月くらいに開催予定とのこと。

さて、今後もいろいろな会合が予定されています。平日夜の開催であり、
参加の機会は限られますが、今後も、できる限り参加したいです。
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