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今日の本 「本当はブラックな江戸時代」 [本]

今日の本 「本当はブラックな江戸時代」(永井義男/朝日文庫:19年)

オビには「「昭和」を見つめつづけた写真家の軌跡」とも。
2016年の単行本を文庫化。

著者は永井義男氏。作家であり、多数の著作があります。

本書、5章から構成。様々な資料をベースに
ブラックであったという江戸時代を検証する内容。
人は過去を懐かしみ美化する傾向があるのか、
近年、昭和を美化した報道などもあるように感じます。
それに近いのか、江戸時代も似た感じで取り上げられる
ことがあるようです。
しかしながら、もう100年以上前のことであり、
実態はなかなか厳しいものであったような。
例えば以下。
・冷蔵庫があるわけではなく、腐った魚が流通
・生活排水、小便はどぶへ垂れ流し
当然といえば、当然ですよね。
でも文化の面での発展は大きかった江戸時代。
大阪浮世絵美術館では11/23から新たな展示が始まるようですので
また行ってきたいと思います。
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