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今日の本 「モサド」(小谷賢/日経ビジネス人文庫:18年) [本]

今日の本 「モサド」(小谷賢/日経ビジネス人文庫:18年)

-暗躍と抗争の70年史-とのサブタイトルがついた一冊。
オビには「ヴェールに包まれた秘密情報機関の実態に迫る!」とも。
2009年リリースの単行本を加筆しての文庫化。
謎の組織である対外情報機関に興味を持ち、手にしました。

著者は小谷賢氏。防衛省防衛研究所戦史部教官等を経て、
現在は日本大学危機管理学部教授とのこと。他にも著作があります。

本書、6章から構成。
イスラエルの安全保障を支え続ける対外情報機関「モサド」の実態を
明らかにする内容。
初期、飛躍の時代に最も成功したミッションが
「アイヒマン捕獲作戦」とのこと。アイヒマンを捕獲し、
ブエノスアイレスからイスラエルに移送。そして裁判、その後死刑に。
とてつもないミッションを成功させています。
その後は試練の時代、そして多くの失敗もあるものの、
モサドは現在も機能しているとのこと。
一方、日本には対外情報機関はあるのか、ないのか?
あったとしても機能しているのか?
情報戦は重要と思えますが、果たして...
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末尾ルコ(アルベール)

イスラエル関係の書籍はかなり読んでおりますが、この本は知りませんでした。チェックしてみます。
RIZINがおちゃらけやってる間に、ONEがこれだけの力を持っているのですね。日本の場合かなり前から、「地上波で視聴率を」という考えが大きな間違いで、もうそんな時代じゃないのですよね。RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-12-21 01:11) 

TBM

>RUKO さま、niceとコメントありがとうございます。
この本、とても興味深い内容でした。
さて、日本の格闘技。メジャーはだめですね。
他のアジアの国のほうが、
よっぽど真摯にやっていると思います。
あぁ、残念。

by TBM (2018-12-21 21:09) 

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