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今日の本 「地下道の鳩」 [本]

今日の本 「地下道の鳩」(ジョン・ル・カレ/ハヤカワ文庫NV:18年)

-ジョン・ル・カレ回想録-とのサブタイトルがついた一冊。
2017年の単行本を文庫化。オビには手嶋龍一氏の「かつてスパイであった
作家の回顧録が面白くないはずはない」との言葉も。
(手嶋龍一氏は巻末の解説文も書かれています)
「ハヤカワ文庫NF」と比べると読むこと少ない「ハヤカワ文庫NV」ですが、
興味を持って手にしました。

著者はジョン・ル・カレさん。イギリスの諜報機関を経て、その後小説家に。
多数の著作があります。訳は、加賀山卓朗さん。

本書、5章から構成。
多くのスパイ小説の名作を生み出してきた著者が、小説のベースとなった
これまでの取材、出来事等を自ら語る内容。
想像を絶する人生が凝縮されているのではないでしょうか。
イギリスの諜報機関に勤務していたというだけでも驚きですが、
なんと父親は詐欺師だったとのこと。
ただただ驚くばかりです。
ジョン・ル・カレさんのスパイ小説も読まないといけませんね。

そしてハヤカワ文庫NFのほうもおもしろそうな著作がリリース予定。
またそちらもチェックせねば。
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末尾ルコ(アルベール)

以前、フレデリック・フォーサイスはけっこう読んでました。ル・カレもよく映画化されてますよね。
ところで聴いたことなかったので、 Current93の過去作品を試してみましたが、なかなかすごいですね!RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-11-23 01:18) 

TBM

>RUKO さま、niceとコメントありがとうございます。
そうなんです。
映画化されているわりには、読んでいない...
聴かれましたか、Current93。
ジャンルが難しいですね、ゴス? ネオフォーク?
80年代は、ノイズ~コラージュ系だったのですが
その後は、こんな感じです。
新作が出るたびに聴いております。

by TBM (2018-11-23 22:00) 

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