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今日の本 「ハーバードの人生が変わる東洋哲学」 [本]

今日の本 「ハーバードの人生が変わる東洋哲学」(マイケル・ピュエット他/ハヤカワ文庫:18年)

-悩めるエリートを熱狂させた超人気講義-とのサブタイトルがついた一冊。
2016年の単行本を文庫化。オビには「ハーバード大学の学生たちを
夢中にさせる孔子や老子の新しい読み方とは?」とも。
興味深い内容と思い、手にしました。

著者はマイケル・ピュエットさんとクリスティーン・グロス=ローさん。
マイケルさんはハーバード大学東アジア言語文明学科の中国史教授であり、
クリスティーンさんはジャーナリスト。訳は、熊谷淳子さん。

本書、9章から構成。ハーバード大学で行われている東洋思想の講座の
エッセンスを書籍化したもの。
これまで、深く読み解いたことのなかった東洋哲学。
エッセンスのみではありますが、孔子、孟子、老子、荘子、荀子らの
思想はとても興味深いものでした。
以下、気になったところを少し引用。
 ものごとを大局的にとらえ、長期的にどうなるかを考える経験を
 積み重ねること。
 できるだけ広い視野で、どうすれば結末を変えられるか理解したうえで
 状況に対応できるように鍛錬することを心がければ、たえず自分の善の
 素質をつちかっていける。
大切なことと思いますね。

ハヤカワNFのシリーズ。まだまだおもしろそうな本がたくさんありますので、
引き続き、読んでいく予定です。
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