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「実例に見る特許侵害訴訟の実態」 [その他]

「実例に見る特許侵害訴訟の実態」

弁理士会の研修会に参加してきました。6月は2度目となります。
今回のタイトルは、「実例に見る特許侵害訴訟の実態」。
夕方開催で、1.5時間とコンパクトにまとめられた研修会でした。

講師は弁護士・弁理士である岩坪哲先生と速見禎祥先生。

講義は概ね岩坪先生が担当され、速水先生は最後に5分くらい
最近の訴訟の潮流について話されました。
まずは、特許侵害訴訟の威力とリスクについて。
その後、担当された2件の裁判
・パラメータ特許に打ち勝った事例
・失敗から成功に巻き返した事例
を解説。最後にまとめとして訴訟を有利に進めるための
原告側の留意点、被告側の留意点などを解説いただきました。
近時の当事者系審判取消訴訟では特許権者、出願人に有利な傾向があり、
進歩性の判断はゆるく、サポート要件の判断が厳しめとのこと。
こういった傾向が今後どのように変わるのか、
また変わらないのか、気になるところです。

さて、6月はとても多くの研修が予定されています。
さらにいくつか受講したいところです。
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