今日の本 「９０秒にかけた男」

今日の本 「９０秒にかけた男」（高田明／日経プレミアシリーズ:17年）

昨年はシーズン途中からＶ・ファーレン長崎の社長に就任し、
チームをJ1に昇格させた高田さん。さすがですね。
高田さんの本がリリースされたので、手にしました。

著者は高田明さん。ジャパネットたかたの創業者で、現在はＶ・ファーレン長崎社長、
そして Ａ ａｎｄ Ｌｉｖｅ代表取締役とのこと。
聞き手は、木ノ内敏久氏で、日本経済新聞社シニア・エディター。

本書、６章とエピローグから構成。５章までは、高田氏への取材をまとめ、
６章は新社長の長男への取材、エピローグは木ノ内氏によるまとめとなっています。
オビに「元「TV通販王」が今だから伝えられること」とあるように、
これまでの仕事人生について語られています。
私が特に気になったのは、世阿弥の著作から、いろいろな言葉を引用されている
ところです。例えば、
　一調二機三声、序破急、我見、離見、離見の見
など。どれも仕事にも通じる本質を表す言葉であり、なるほどと思いました。
そして、世阿弥の著作を読んでみねばと思いましたね。実は未読。

さて、J1となったＶ・ファーレン長崎。
もちろんセレッソとも対戦します。楽しみですね。