SSブログ

今日の本 「「偶然」の統計学」 [本]

今日の本 「「偶然」の統計学」(デイヴィッド・J・ハンド/ハヤカワ文庫:17年)

〈数理を愉しむ〉シリーズ として刊行された一冊。
2015年にリリースされた単行本が文庫化されたもの。
おもしろそうなので、手にしました。

著者はデイヴィッド・J・ハンドさん。インペリアル・カレッジ・
ロンドン数学科名誉教授でり、ウィントン・キャピタル・マネジメント社の
首席科学アドバイザーとのこと。訳は松井信彦さんです。

本書、11章から構成。ありえないと思えることが、結構頻繁に
起こっているという事実を、統計学者である著者が解説する内容。
ありえないと思える出来事が起きてしまう、「ありえなさの原理」は、
不可避の法則、超大数の法則、選択の法則、確率てこの法則、
近いは同じの法則という5つの法則から構成。
これらの法則、具体的事例から紐解くと、ありえなくはなく、
結構ありうるということが、よくわかりましたね。
基本的に、人であるがゆえの、思い込みに左右されているような
感触でした。
こればかりは、どうしようもありません。
直観的に受け入れにくいのですが、何とか受け入れたいところです。

ハヤカワNFのシリーズ。まだまだおもしろそうな本がたくさんありますので、
引き続き、読んでいく予定です。
171120.jpg
nice!(13)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 13

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。