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「中部知財フォーラム2017」 [その他]

「中部知財フォーラム2017」(名古屋マリオットアソシアホテル)

「巡回特許庁in中部」の中で開催された「中部知財フォーラム2017」に
行ってきました。
http://www.jiii.or.jp/h28_jyunkai/chubu.html
昨年も、中部地区で開催された「知的財産セミナー2016」に参加しています。
http://tbm.blog.so-net.ne.jp/2016-02-05
今回は、名古屋マリオットアソシアホテルでの開催。

内容は、以下。
政策報告「特許庁における審査・審判に関する取組」 
基調講演「トヨタ自動車の知的財産活動」
 飯田陽介氏(トヨタ自動車株式会社 知的財産部 企画統括室長)
パネルディスカッション「世界で勝ち抜く知財戦略」
・モデレータ:重冨貴光氏(弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士・弁理士)
・パネリスト:飯田陽介氏(トヨタ自動車株式会社 知的財産部 企画統括室長)
   永井規夫氏(株式会社ナベル 代表取締役社長)
   長谷川徳男氏(株式会社MTG 知的財産戦略室長)
   本間友孝氏(日本貿易振興機構〈JETRO〉北京事務所 部長)
   大山栄成 中部経済産業局 特許室長
私の主たる聴講目的は、トヨタ自動車や他社の知財活動の話が聴けるから。
トヨタさんの講演は、昨年同様、配布資料なしで、同じく飯田陽介氏。
1時間の講演でしたが、前半約25分あまりは、トヨタの事業説明。
その後、知財活動についての説明。
昨年も話をされていましたが、出願から1年半を経過して公開された内容で、
解析評価しても、情報が古いということで、トレンドをいち早くキャッチするために
「兆し解析」を取り入れているとのこと。
さらに特許調査、解析はAIが実施して、抽出を行っているとも。
他メーカも、ここまでやっているのでしょうか?
トヨタさんが数歩先に行っているような印象。
その他、標準化やオープン&クローズ戦略の話もありました。
また、今後の知財の課題としては、①データをどう保護するか、②AI生成物をどう
扱うか の2点をピックアップされていました。
確かに個々のお客さんから得たデータは、営業秘密として保護されるのか?
という点は、悩ましいところですね。

またこのような機会があれば、ぜひ参加したいところです。
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