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今日の本 「知財立国が危ない」(荒井寿光・馬場錬成/日本経済新聞出版社:15年) [本]

今日の本 「知財立国が危ない」(荒井寿光・馬場錬成/日本経済新聞出版社:15年)

どこかの書評で目にして気になり、手にした一冊。
リリースから半年ばかり経っています。

元特許庁長官である荒井寿光氏と、科学ジャーナリストの馬場錬成氏の
討議形式となっています。

本書、11章から構成。
様々なテーマについて、日本の知財の問題点を議論する内容。
日本の知財、かなり危険な状況です。
特に私が気になったのは、2章の知財裁判について。
知財軽視で、侵害者天国な日本。
この状況が改善されない限り、知財重視となることはないような?
これに限らず、問題山積みな日本の知財。
知財に精通するお二方の、現場志向での討議。
とても勉強になりました。

出願する側としては、今後はどうしても海外重視とならざるえないような
感じですね。
また、最近の話題としては、職務発明が改正されますが、
発明者のモチベーションは上がるのか? 気になるところです。
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