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今日の本 「やさしさをまとった殲滅の時代」 [本]

今日の本 「やさしさをまとった殲滅の時代」(堀井憲一郎/講談社現代新書:13年)

久しぶりに堀井さんの著作を手にしました。
「ねじれの国、日本」以来ですから、2年半ぶり?
オビには、『若者殺しの時代』の続編との文字が。

著者は堀井憲一郎氏。コラムニスト。とにかく半端なく調査される方です。

本書、9章から構成。ベースはメルマガの連載。
リリースは昨年末であり、手にするのが遅れたのは、メルマガのほうを
読んでいたから。
改めて、まとめて読みたくなり、ようやく入手。
内容は、00年代を堀井さんの視点で総括するもの。
実に興味深かったですね。
そう、いろいろなものが知らぬ間になくなっていました。
「小さな楽しみ」がなくなっていく時代。
なんだか、悲しいものです。

また、情報誌が滅びた理由、ネットとばかり思ったいたのですが、
実はそうではなく、広告費の減少に加えて、
取り上げるべき、街での目立った動きがなくなってきた、
というのです。
これについても、なんだかつまらない時代になってきた感触...

鋭く、時代を読み解く堀井さん。
今後の著作も楽しみです。
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