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今日の本 「アルバート・アインシュタインのひらめき」 [本]

今日の本 「アルバート・アインシュタインのひらめき」(F.モルロー/ディスカヴァー:11年)

オビには、-竹内薫氏監修、推薦!-との言葉が。
新書でもなく、純粋な技術、理工書でもないこの本。
なかなか手にしにくい一冊。しかし、この表紙、とても魅力的ゆえ、手にしました。

著者はF.モルロー氏。エコール・ポリテクニーク(フランスの理工系エリート養成機関)で
エネルギーについて学び、「平方剰余の相互法則」の美しさに魅了されて、数学者となった
との紹介が。イラストは、アン・マルゴー・ラムスタイン。訳は、二宮美樹。

で、本書、オビにもあるように一言でいうなら、
「ファンタジックなストーリーで描く「相対性理論」」。
「相対性理論」のエッセンスを盛り込んだ、奇想天外なストーリーで、読者を惹きつけ、
カラフルで、オリジナリティ溢れる粋なイラストが、これまたステキ。
ただ、なかなか理解に苦しむ部分もあろうかと、監修の竹内薫氏が
「初めて相対性理論に遭遇した読者のために」
ということで、あとがきにて、補足的に6つのポイントについて解説。
そのポイントとは、以下となります。
 1.相対性原理      2.光速度一定の原理
 3.前記1と2の整理   4.同時性
 5.時計の遅れ      6.ローレンツ収縮
この説明、実にナイス。このあとがきを読んで、またストーリーに戻ると
より理解が進み、展開をより楽しめる気がします。

さて、初めて読んだディスカヴァー社の「プチ哲学」。
検索すると、シリーズであり、いろいろあるようです。
「カント教授の多忙な1日」、「デカルト氏の悪霊 」、などなど。
どれも、おもしろそう。引き続き、読んでみたいです。
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