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今日の本 「小説で読む知的財産法」 [本]

今日の本 「小説で読む知的財産法」(四宮隆史/法学書院:10年)

-最新知財ビジネスの法実務-とのサブタイトルがついた一冊。
知財関連の本を書店で見ていたときに、みつけたのです。
こういうのも出ているんだ、と気になり購入。

著者は四宮隆史氏。NHKエンタープライズ21のBS-2放送番組のプログラムディレクターを
経て、弁護士に。その後、エンタテインメント、コンテンツ、IT分野の総合サービスオフィス
「E&R総合法律会計事務所」を開設とのこと。

さて本書、タイトルにもあるように、ストーリーによって知財を理解し、
身につける内容。
8章から構成され、各章毎で一話完結のストーリー。でも登場人物は一冊を通して
一貫しており、各章で独立しながらも、それぞれが絡み合うという展開。
著者は、弁護士とのことですが、そもそもプログラムディレクターという、
ユニークな経歴ゆえ、このようなアイデアを思いついたのでしょうか。

あとがきによると、「本書は、司法試験対策を意識しながら「特許侵害訴訟の
全体的な流れ」を中心に弁護士目線で構成」とのこと。
残念ながら、本書には知財業務はほとんど登場しません。
でも、日頃、特許を書くことはあっても、特許侵害訴訟を実務で経験することは
皆無ですので、そのあたりの流れがつかめてよかったです。

ユニークな経歴の著者ですから、続編なんかがリリースされたら、また読んでみたいです。
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