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今日の本 「最強のコーチング」 [本]

今日の本 「最強のコーチング」(清宮克幸/講談社+α新書293:06年)

この3月に数々の実績を残し、早稲田大学ラグビー部の監督を離れた
清宮氏の著作。
低迷していた同部への監督に就任後、めきめきと選手の実力を底上げし、
わずか1年で優勝へ導いたその「コーチング理論」をまとめた1冊だ。

その熱き思いと、実践により裏付けされた自論で
読者を飽きさせず、ぐいぐいと引き込む。
そのパワーが、先の「国家の品格」とはずいぶん異なるところだ。
「自分に品格がない」 などと最初から逃げるのでなく、
自らの実践により、先頭に立ち、読者を引っ張るパワーが心地よい。
一気に読み終えたし、参考になった箇所も多かった。

とは言え、残念な部分もある。
この本だけでなく、最近のこういった新書に多いのだが、
「はじめに」で始まるのにもかかわらず、
最後に閉めの章、例えば「おわりに」、「あとがき」、といったものが
ないのだ。
何か唐突に終わりがきて、すっきりしないのである。

このあたり、改善していただけないでしょうか。
魅力的な本であればこそ、なお残念である。


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